■2007年4月22日(日)17時30分より、アレーゼ・ボッローメオ宮殿(ミラノ県)にて
ソロリサイタルを開催いたしました。

演奏曲目はこちらです。
堀内亮のコメントはこちらです。
2007年4月22日、イタリア・ロンバルディア州ミラノ県のチェザーノマデルノ町にて演奏会を開催いたしました。
チェザーノマデルノは、ミラノ・カドルナ駅から普通電車で約30分の場所にあります。

今回の演奏会は2月から5月にかけて行われるイベントの一環で、ピアノの他にハープや室内楽などの演奏会も予定されているそうです。いろいろな場所にポスターが貼ってありました。
アレーゼ・ボッローメオ宮殿。
この中のサーラ・アウロラにて演奏会を行いました。

観光の方も多く、宮殿内をまわるガイドツアーも組まれているようです。詳しくはチェザーノマデルノの公式サイト(伊語)にて。
上の写真の向こう側には広い庭園が広がっており、地元の方が散歩に訪れたりジョギングをしたり、憩いの場となっているようでした。
サーラ・アウロラの美しい天井画です
リハーサルの様子。
一緒に写っているのは、今回いろいろとお世話になったマリアさんとそのご主人、そして息子さん、3歳になるダビデくんです。
演奏の前にプロフィールなどを紹介していただきました。
演奏中の様子。
会場には、地元の方を始め観光でこの宮殿を訪れている方など大勢のお客様が足を運んでくださいました。満席で用意してあった椅子が足りず、他の部屋から椅子を集めてきたり‥‥‥。
演奏会終了後、外のベンチにて。
北の地方なのにローマより気温と湿度が高かったので、実は汗だくです。


プログラム

L.v.ベートーヴェン:
ピアノソナタ Op.109

F.ショパン:
舟歌 Op.60
エチュード Op.25-11 "木枯らし"



F.リスト:
J.S.バッハ「泣き、嘆き、憂い、おののき」の主題による変奏曲
「巡礼の年」より
"エステ荘の噴水"
"ペトラルカのソネット 第104番"

B.バルトーク:
ピアノ・ソナタ



アンコールとして
C.ドビュッシー:
前奏曲集第2巻より第12番 "花火"



【堀内亮のコメント】

今回のコンサートは、チェザーノマデルノで音楽学校を経営している
アイーダ・フィーノ女史からお話をいただき実現したものです。
フィーノ女史は、僕が昨年参加したアルド・チッコリーニ氏のマスタークラスの主催者でもありました。
ローマから現地までの移動時間が長く、乗り物疲れもあってやや不安でしたが、
スタッフの方の明るさと会場の雰囲気に助けられ
のびのびと演奏することができました。
今回の様にコンサートのお話をいただくというのは本当にありがたく、そして嬉しいものです。
改めて、いろいろな方との出会いを大切にしていきたいと思いました。



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